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2007年02月21日

連載Ⅱ


「スーパーくろしお1号」は天王寺を出発し南へ南へと進みだし、車内アナウスでは「♪汽笛一声・・・・♪」
電車の旅は高校時代に友達と行ったきりなので、ジェットスキーも楽しみですが、
おんな三人電車の旅も楽しみのひとつ。
マイが「ネーは水着どんなん持って来たん」
わたし「普通に去年着てた水着」何も考えずに持ってきた
マイ「それって水色の点々の」
わたし「水色のヒョウ柄です」マイってほんま表現力あらへん
マイ「ヘー」「見てみて」「ピンク、かわいい思えへん」
わたし「ピンクの水着なんてありふれてるやん」
マイ「CHANEL」
ユキがかばんを下ろして、何やらゴソゴソ「どうしたん」
ユキ「ジャーン」(えっ わたしだけ古いのん)
マイ「買ったん」
ユキ「会社の帰り」「ドルチェ」「さすが秘書課のお姉さん」とマイ・・・・・・・
二人の新しい水着の話を「フンフン ヘー わたしも買やー良かった」(でもウエットスーツ着るん違うかなぁ)
私たちは食べるのと喋るのにと夢中になっていたら、和歌山駅に到着した。
あれから1時間ほど喋っていたことになる。
停車時間がしばらくあるので、紀伊田辺までのお菓子を買いに3人はまた売店へ....
程なく「くろしお1号」は発車した。
わたしたちの、おしゃべりは終わりを知らない
でも今日はみんなの口に会社の愚痴が無い、週に二回くらい居酒屋でオヤジ化してるが、今日はそれが無い
やっぱりみんな楽しみにしてんだぁ
しばらくすると車内アナウスで「わかのうらに しおみちくればかたおなみ ・・・・・・・」
マイが「なになに」ユキ「万葉集の一句」「若の浦に 潮満ち来れば 潟を無み 葦辺を指して 鶴鳴き渡るー」
わたし「さすが秘書課のお姉さん」  三人とも大笑い
このあたりから車窓の景色が変わり、「海」と言う感じになってきた」
「ユキはジェットスキー乗ったことあるんでしょう」とわたし、ユキ「サイパンで15分」「あっと言う間だったから」
マイ「でもなんとなく怖そう」ユキ「でもここのツアーは、その人のペースに合わせるから大丈夫だって」
チョッと安心した表情のマイであった。
マイ「でもネーはおとこでしょ」「どんなんやろ」「イケメンいるかな?」みんな
好き勝手な事言ってたら「紀伊田辺」に到着。
電車を降りるとやたらと明るい、それに思ったより暖かい
やっぱり大阪より南だからとみんなで納得「そんなわけない」みんなで爆笑


                      つづく

投稿者 jetskijapan : 2007年02月21日 00:36

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